新人(高校生の頃のキモチ)

筋肉少女帯が再結成して出したアルバムタイトルが「新人」。
海外でも何やら再結成だ、というバンドの話もあるが、僕には筋少の方が重要。


当時、男子校の高校生だった僕は、元々スポーツにはさほど興味がない上に
男子校という環境で体育会系の部活での活動意義を見いだせず、
音楽好きだという純粋な気持ち(?)もあり、ご多分にもれず軽音楽部へ。
本当はギター希望だったのが、またご多分に漏れず、じゃんけんで負けてドラムに。
演奏してたジャンルは海外のハードロック系コピーが多かったものの
聴いていたのは、王道あたりはすっとばしてスラッシュメタルやメタル系。


そんな中で聴いていた、というよりハマった邦楽でのバンドが筋肉少女帯だった。
電車+自転車の通学にはウォークマンで聴きまくり。


その時代に聴いてたバンドの再結成。アルバム発売。



恥ずかしながら、感慨ではなくその頃に抱いていた思春期特有の(と思う)、
そわそわした落ち着きのない、そして何とも言いようのない、
夢のあるようでいてやる瀬ない不思議な気持ちが蘇ってきた。


まあ、興味のない人からすると「なんじゃそりゃ」「何で筋少やねん」「誰それ?」
って感じやろうけど…


それでもやっぱり、それぞれのメンバーが圧倒的な技術とバワーや勢いを持って、
アホみたいに力一杯やりたいことを楽しんで、何となく照れながらやってるのだ。
少し大人になった感はあるものの、そのお陰で僕の気持ちは15年程戻ったのだ!



うんうん。
疲れた大人にはならんぞ。
やりたいことを楽しんでやるぞ。
力一杯アホな事できるように頑張ろう。