ほうれん草のカレー

知り合いの野菜の生産者K君から、山盛りのほうれん草・水菜・大根の間引き分を貰った。
水菜は鍋に、大根は漬物にするとして、ほうれん草をどうしようかとしばし考える。


ほうれん草だけで見た感じ800g分はある。


ピーン!!カレーにしよう!!!
と、いうことでインド料理屋で「デーシパラックカレー」と言われる(はず)の
ほうれん草のカレーを作ることに。家でカレーを作るのはほんとに久しぶり。


で、しばらくぶりのカレー
でーしばらくぶりのカレー
デーシぱらく・・カレー
デーシパラックカレー…。





…大変申し訳ございません。こんなつもりではなかったのですが。





ほうれん草のカレーを今まで食べた感じでは、
ほうれん草の青臭さをスパイスでマスキング、味は塩と酸味のバランスというところが
勝負なのかな?と、いう感じだった記憶。

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先ずは、ほうれん草・多分500g分くらいに適量の塩をして圧力鍋で蒸し煮に。
普通は湯がくことが多いけど、繊維が残るのがイヤだったので
なるべく短時間でしっかり柔らかくするために圧力鍋を使用。


そろそろいいかな?と、いう頃に出てきた汁と共に、温かいままミキサーに「がっ」と投入!
ついでにここでショウガもミキサーに。
ペナルティのワッキーの「ヴいーん」をイメージしながらミキサーを回す。


ペースト状になったところに、レモン汁を適量投入。そのまま放置。
濃度の高い青汁状態



ナイロン袋に入れた鶏肉に塩コショウとターメリック(粉)、クミン(粉)、コリアンダー(粉)を
それぞれ適量をまぶして、×××をイメージしながら揉む、揉む。


鍋に油と無塩バターを入れ、クミン(ホール)、カルダモン(ホール)、クローブ(ホール)
唐辛子、にんにくに熱を通す。



ええ感じになったところで、タマネギのミジン切りを投入。
タマネギの色がキツネ色程度になったら、揉んだ鶏肉を投入。
ある程度火が通ったら、ほうれん草のペースト投入。
クミン(粉)、ターメリック(粉)を少なめ、コリアンダー(粉)をちょっと多めに入れる。


後は、塩とトマトピューレを味を見ながら調整して入れようと思ったが
塩味は十分だったのでトマトピューレを200g程度入れた。
あんまりほうれん草のペーストの状態とと変わらん

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いただきます〜。


お!結構いけるやん!!
一応、還暦越えの両親も4歳の子供も食べたし
相方からも「うまいことできたなぁ」と言ってもらえたのでひとまずOKだ!



ただ、インド料理屋で他のカレーとセットで出てくることが多い理由が判った。
ある程度しっかりした味にしないと、ほうれん草臭さがでてしまう。
と、いう事は「味が濃いめ=単品では飽きる」
さらに普通のカレー皿ではどろっとした濃い緑色が前面に出すぎてちょっと引いてしまうな、こりゃ。